海外競馬初参戦で、メンバー中唯一の牝馬ウインマリリン(牝5、手塚)が、G1初勝利を挙げた。

道中は中団の外。3、4角ですーっと大外をまくっていき、直線で一気に突き抜けた。勝ちタイムは2分27秒53。レーン騎手は「非常に乗りやすい馬だった。この馬にとって展開になったと思う。道中も自信を持って乗れた」と話した。

2番手から粘ったフランスのボタニクが1馬身半差の2着。ラストランで史上初の香港ヴァーズ3勝目を狙ったグローリーヴェイズ(牡7、尾関)は中団インで脚をため、直線で馬群をさばいて伸びてきたが3着に敗れた。

馬連(5)(9)は2210円、馬単(9)(5)は3710円、3連複(3)(5)(9)は1930円、3連単(9)(5)(3)は1万2130円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)

<ボタニク=2着>ビュイック騎手 素晴らしい走りでした。前に行きたかったし、何頭かと併走しましたが、リラックスして走っていました。来年はとてもいいステイヤーになるね。

<グローリーヴェイズ=3着>モレイラ騎手 頑張ってくれました。状態は良かったけど、他の馬の状態も良かったです。結果は残念ですが、私は彼を誇りに思います。

<パンフィールド=4着>ティータン騎手 強い馬たち相手に頑張りました。とても満足していますよ。

<ストーンエイジ=5着>オブライエン師 (ブルームと)2頭ともよく走りましたよ。ストーンエイジはもう少し長く脚を使いたかったし、ブルームも同じことが言えると思います。

<バブルギフト=6着>ルメール騎手 ゲートはゆっくりなので、彼のリズムで走らせました。いい感じでしたが、残り100メートルで苦しくなった。長いシーズンを走ってきましたから。

<セニョールトーバ=7着>ホー騎手 前には行こうと思っていたが、逃げるつもりはなかったです。2番手で進めようと思っていました。ワンペースな馬で直線も同じような走りになり、加速できませんでした。ちょっと残念でしたね。

<ブルーム=8着>武豊騎手 スタートが遅いのはいつものことで、ポジションは取れました。ただ、ワンペースの馬なので…。

<バターフィールド=9着>デソウサ騎手 もう少しでした。

<メンドシーノ=競走中止>ピーヒュレク騎手 何が起こったのかわかりませんでした。ゲートが開いてから、2度行かせようとしましたが、進みませんでした。