23年のジャパンCに参戦したフランスの古豪、イレジン(セン9)の引退を管理するジャン・ピエール・ゴーヴァン調教師(62)が発表した。6日、フランスの競馬専門メディア「エキディア」の電子版が伝えている。

イレジンは22年ロワイヤルオーク賞、23年ガネー賞のG1・2勝を含む重賞5勝を挙げ、通算成績は30戦17勝。23年のジャパンCでは主戦のマリー・ヴェロン騎手とコンビを組み、9着だった(10番人気)。同年のジャパンCはイクイノックスが制し、ワールドベストレースに輝いている。昨年11月にリヨン・パリイ競馬場でリステッド競走(グランカン賞)を制し、今シーズンも現役を続行する予定だったが、火曜朝の調教で筋炎が再発したため、引退する決断に至ったという。

エキディア電子版によると、ゴーヴァン師は「30日にリヨンでレースに出走予定でしたが、昨日(5日)は軽い調教を行ったものの、調子が良くありませんでした。年初に馬主と私は、もし健康上の問題が生じた場合は無理をさせないことで合意していました。この馬にとって最も賢明な判断は、引退させることでした」とコメント。イレジンに対し、「美しい物語が終わりを迎えようとしています。このような素晴らしい馬に出会えたことは幸運でした。彼は私たちに数々の素晴らしい瞬間を与えてくれました。イレジンは愛らしい馬で、マリー・ヴェロンとのコンビも素晴らしかったです。これこそが競馬人生です。彼は穏やかで幸せな引退生活を送ることでしょう」とねぎらっている。