JRAのルーキー佐藤翔馬騎手(18=小桧山)が1番人気ラムダ(牡5、平田)を1着に導き、JRA、地方を通じてデビュー初勝利を挙げた。

3月4日の初騎乗からJRA29戦、地方6戦目でうれしい1勝を手にした。

大外13番枠から手綱を押して主導権を握った。手応えよく直線を迎えると、最後まで脚色は鈍らず鮮やかに逃げ切った。2着に1馬身半差で、勝ち時計は2分18秒1。

佐藤騎手は「チャンスのある馬を依頼してくださった調教師の平田先生やオーナーの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。とりあえず初勝利を挙げることができてホッとした気持ちでした。もっと早く勝ちたかったですが、結果的にお世話になった方々がたくさんいる川崎で勝つことができたのもすごくうれしいです」。

父の佐藤博紀調教師をはじめ、川崎競馬の調教師や騎手ら関係者に囲まれ、初めての口取りに笑顔で納まった。