古川奈穂騎手(22=矢作)が5月15日から3週間、大井競馬場で調教騎乗することを矢作師が明らかにした。同時に大井の吉井章騎手(22)は16日から2週間、栗東で調教騎乗する。矢作師のコメントは以下の通り。

「古川には異なった厳しい環境に身を置く事で、騎乗技術だけでなく心身共に鍛錬し、初心に戻って努力して欲しいという思い。吉井君にはJRAの芝馬に乗ったり、さまざまな調教コースや矢作厩舎の仕上げを経験する事で自身だけでなく大井全体にフィードバックして欲しいという思いがあります。

これは大井の松浦調教師と私が共感して練り上げ、大井競馬場、NAR、JRAの協力をいただいて実現した初のプロジェクトとなります。

地方と中央のさらなる交流の発展と日本の競馬全体を底上げして共に海外の一流馬と闘うための一助になればと考えています」