「ウマ娘」で知られるサイバーエージェント社長の藤田晋氏(51)が、皐月賞5着の所有馬シンエンペラー(牡3、矢作)でダービー(G1、芝2400メートル、5月26日=東京)に初挑戦する。

日刊スポーツの特別インタビューに応え、馬主としてのやりがい、今後の目標などを語った。【取材・構成=木村有三、木南友輔、桑原幹久】

【藤田氏の一問一答(前編)】

-フォーエバーヤングが3着に入ったケンタッキーダービーでは、現地で興奮している様子が中継されていた

僕もテレビで見ました。大喜びしているな、自分って(笑い)。社員が見たらびっくりするでしょうね。

-歴史を変える寸前だった

思ったより日本国内で称賛されていたので、今年はまあいいかと(笑い)。

-世界で戦うと周囲の目も変わってくる

もともと、森(秀行)先生や矢作先生に預けていたので(最初は)海外に行きたがるな、というくらいでしたけど、やっぱり日本の競馬のレベルを世界に示す日本代表みたいな立場であることは感じますし、手応えはあるので、海外のレースに出すということにけっこう僕も傾斜しちゃってますね。

-海外のセリでも馬を購入している

先生たちが現地に行っているので(馬選びは)任せて、どの馬を落とすつもりか、だいたいいくらくらいかかるのかは打ち合わせていますね。

-馬選びのポイントは

僕は本当にシンプルで、プロの意見を尊重しています。最終決定を自分でやっているだけです。

-目や形など自らの感性を大事にする馬主もいる

そう言った方がかっこいいでしょうけどね(笑い)。自分で見てピンときた、とかは一切信じないですね。

-シンエンペラーは欧州の血統で日本競馬のスピードに対応できるか、という不安もあったのでは

そのあたりの年で日本馬が凱旋門賞で敗れて、やっぱり合わないんじゃないか、という意見もありましたけど、もう頼んじゃったしなと。まあたくさん馬を買っていて、期待していても走らないことは多々あるので、その時は仕方ないかなと思います。(後編へ続く)