8番人気の兵庫所属アラジンバローズ(セン7、新子)がJRA勢を撃破し、ダートグレード(DG)競走初勝利を挙げた。勝ち時計は1分25秒9。4分の3馬身差の2着はトップハンデ60キロを背負ったJRAのラプタス(せん8、渡辺)が入った。
初の1400メートルで、うれしい金星だ。アラジンバローズは中団の内で促しながら追走すると、直線は外に出して先に抜け出したラプタスをゴール前で捉えた。殊勲の下原理騎手は「あまり欲を持たずに、上がりの脚を生かせればと思って乗りました。初めての短い距離なので、ちょっと戸惑ってハミを取ってくれなかったんですが、向正面で気合を入れたらグーンと行ってくれたので、チャンスはあると思っていました。しぶといラプタスをよくかわしてくれました」と笑みを浮かべた。
台風10号の影響で8月29日から順延された一戦。アラジンバローズも山口県内まで移動していたが、1度兵庫へ引き返したという。「関係者の皆さんがしっかりケアしてくれたから勝てたと思う」と感謝した。
元JRAのオープン馬だったアラジンバローズは昨秋に兵庫へ移籍。今回が7戦目だった。鞍上は明日9月3日が47歳のバースデー。「大きい誕生日プレゼントです」と目を細めた。

