■マイルCSの見どころ
秋のマイル王決定戦、マイルCS(G1、芝1600メートル、17日=京都)では、ナミュール(牝5、高野)が連覇を目指す。
今年は3月のドバイターフで僅差2着に好走。続くヴィクトリアMは8着と崩れたが、安田記念では香港最強馬ロマンチックウォリアーに半馬身の2着と力を示した。富士Sを使った昨年とは違い、今年は秋初戦がここになるが、持ち前の豪脚を発揮できれば好戦間違いなしだろう。
3歳馬シックスペンス(牡、国枝)が面白い存在だ。デビュー3連勝でスプリングSを制覇。ダービーは距離もあって9着に敗れたが、秋初戦の毎日王冠では強豪古馬を撃破した。プラス14キロの前走を使った上積みも十分で、マイルへの距離短縮も歓迎だ。
G1馬ブレイディヴェーグ(牝4、宮田)も有力馬の1頭。昨年のエリザベス女王杯を勝った後は長期休養となったが、ブランク明け初戦の府中牝馬Sを豪脚で差し切った。マイル戦は初めてになるが、父ロードカナロアの血からしてマイナスにはならない。
昨年は首差2着だったソウルラッシュ(牡6、池江)が悲願のビッグタイトルを狙う。今年のマイラーズCで重賞3勝目、続く安田記念では差のない3着と実績も安定感もある。今年も勝ち負け濃厚だ。
今年は13年ぶりに外国馬が参戦する。英国のチャリン(牡4、R・ヴェリアン)だ。今年はクイーンアンS、ジャックルマロワ賞、クイーンエリザベス2世Sと、G1を3勝した欧州のマイル王者。鞍上は日本競馬を熟知するムーア騎手で、怖い存在になる。
勢いならジュンブロッサム(牡5、友道)が最上位。ここにきて力をつけており、前走の富士Sで重賞初勝利を果たした。マイルCSはここ2年続けて富士Sの勝ち馬が制しており、G1初挑戦でも好レースになる。
一昨年の覇者セリフォス(牡5、中内田)は隔年制覇を目指す。ここ2年は白星がないが、休み明けの富士S(4着)をたたいて前進必至だ。
他にも、重賞4勝のウインマーベル(牡5、深山)、ヴィクトリアM2着のフィアスプライド(牝6、国枝)など好メンバーがそろう。



