3番人気ヒーローコール(牡5、小久保智)を勝利に導いた内田博幸騎手(54)が優勝ジョッキーインタビューに臨んだ。南関東の大井所属からJRAに移籍し、地方と中央でトップに立った名手はひと言ひと言に感情を込め、詰めかけたファンから熱い声援と拍手を送られた。レースはスタート直後からものすごい気迫でハナを奪取。2番手を進んだ昨年のNARグランプリ年度代表馬ライトウォーリアに半馬身差で競り勝った。
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「ありがとうございます。最近はなかなか地方で乗る機会も少なくなって、勝負できることがなかなか少なかったので、こうやってチャンスをもらえたことが非常にうれしいですし、そのチャンスを生かせたことが一番うれしいですね。(初コンビだったヒーローコールの印象は)いつも3コーナー過ぎてから4コーナーのところがちょっとこう、押せ押せになる感じがあって…、リードして、リードして、スタミナを生かしたレースをしようと思って、考えていました。(強気の先行策で道中の手応えは)あれだけ追っていったんですけど、折り合いもすぐつくし、だからこそ少しうながしながらレースではずっと馬に『まだまだやれるよ』ということを伝えつつ、乗っていました。(年度代表馬のライトウォーリアとの一騎打ちは)昨年、僕は乗っていないんですけど、(このレースで)負けてます(4着)し、ここで僕に(騎乗依頼が)来たということで、なんとか挽回できないか、という形だったので、枠順も内枠だったので、もう、強引に行くつもりで行きました。(ヒーローコールの今後は)距離の長いところではスタミナがすごくあるので、この先もすごく楽しみな馬だと思います。(久々の川崎での重賞制覇だが)そうですね。この場に帰って来られたことを非常に、あの…、うれしく思います。もう、かれこれ十数年前ですけど、この地でたくさん勝たせてもらって、たくさん思い出のあるレースを、馬たちに乗せてもらって、ファンの皆様に愛されて、JRAに挑んでいったんですけど…、まあ、今はもう、あのー、さほど、勝利数も少なくなったんですけど、勝てなくても1頭1頭、いいレース、喜んでもらえるレースをしていきたいな、と思いますし、そのなかで、なるべくはファンの皆様のお金が増えるように…、3着まで、人気があってもなくても来られるように、努力し続けていきたいと思います」。
川崎競馬の公式ユーチューブチャンネルではファンが「いやぁいいレースだった」「かっこよすぎるウチパクさん」「ウチパクさんありがとう」と歓喜。X(旧ツイッター)では内田博幸騎手の愛称「ウチパクさん」がトレンド入り。「ウチパクさんまじ最高すぎます」「ウチパクさん、カッコ良すぎる」「ウチパクさんとヒーローコール、夢と感動と単勝をありがとう」「ヒーローコール。先週の金盃から連闘策+ウチパクさんの闘魂注入で昨年の地方年度代表馬を負かすとはすげぇ」「まさに剛腕・ウチパクさんの面目躍如って感じのレースだったな。かっこいいわ」「なんだかウチパクさんのインタビュー泣けてくる」と絶賛するファンの声があふれた。

