1番人気エンテレケイア(牡7、小久保)が逃げ切りで重賞4勝目を挙げ、頭差2着に敗れた昨年の雪辱を果たした。勝ちタイムは53秒3。吉原寛人騎手(41)、小久保智調教師(53)ともにこのレースは初制覇となった。
この1年の成長度を示す盤石の内容だった。スタートを決めてハナを奪い切ると、外の2番手から並ぼうとするティアラフォーカスを直線で振り切った。吉原騎手は「持ち味の直線で粘り込む脚をしっかり生かせた。JBCに向けて、ここは落としたくないレース。無事に勝ててホッとしています」と力を込めた。
小久保師も「秋に大一番があるので、今日は落とせない一戦。でもまだ完調にはいっていない」と大目標はJBCスプリント。そこに向け、次走は「ブレずにいきたい」。7月30日船橋の習志野きらっとスプリント(S2、1000メートル)の連覇を目指す。【牛山基康】
▼エンテレケイア▽父 アジアエクスプレス▽母 スターレット(ブライアンズタイム)▽牡7▽馬主 小田吉男▽調教師 小久保智(浦和)▽生産者 谷川牧場(北海道浦河町)▽戦績 41戦10勝(うち中央8戦1勝)▽総獲得賞金 1億4442万円(うち中央1370万円)▽主な勝ち鞍 24年習志野きらっとスプリント(S2)、アフター5スター賞(S3)、船橋記念(S3)▽馬名の由来 完成された現実性(哲学用語)
▼勝負服
<ティアラフォーカス=2着>矢野騎手 オンオフが難しく、ひと息で走ってる感じですね。枠並びがよく、1歩目が決まったことが走れた理由かな。
<プライルード=3着>本田正騎手 直線でなかなか差が詰まらなかったですね。
<ボヌールバローズ=4着>笹川騎手 コーナーだけですね。900メートルを走り慣れていない分、対処がもうひとつで、そこの差。競馬の仕方を考えて巻き返しを狙いたいです。

