函館競馬場にやってきました。3度目の函館出張ですが、毎度雨が降ります。追い切り日の今日も土砂降りでとても困りました。雨女の自覚が湧いてきている今日この頃です。

いつも函館競馬場に来て驚くのは、空を飛ぶ飛行機の近さです。函館空港が競馬場から5キロ弱しか離れていないので、着陸する飛行機がコースの真上を通ります。窓からお客さんが見えるんじゃないかと思うくらいの近さで、「ゴオオオオ」と耳をつんざくような爆音が響きます。繊細な馬たちはこれに驚かないのでしょうか。

厩舎スタッフに聞くと、馬の音では驚かないようです。音よりも飛行機の大きな“影”が危ないと言います。レース中にハロン棒の影に驚いてジャンプする馬が時々いますよね。それと同じように、急に現れる影に驚いて立ち上がったりしてしまう馬がいるようです。

ある騎手は「競馬の時、芝に影が落ちる時があるから気をつけている」と話していました。馬の聴力は人間よりずっといいという話を聞いたことがあるので、音よりも影に驚くというのは何とも意外でした。

下から見て近いということは、もちろん上から見ても近いということ。飛行機で函館に向かう方は、ぜひ着陸直前に窓の外をのぞいてみてください。上空から函館競馬場がきれいに見られますよ。伊丹空港からお越しになる方は、離陸時に阪神競馬場を、着陸時に函館競馬場を見ることができるはずです。競馬ファンにはたまらないフライトですね。【下村琴葉】