8月17日にフランスのドーヴィル競馬場で開催されるジャックルマロワ賞(G1、直線芝1600メートル)へ連なる一戦で、欧州トップマイラーが集まるサセックスS(G1、芝1600メートル)が30日(日本時間同日午後11時5分発走予定)、英国のグッドウッド競馬場でスタートします。

出走を予定するのは3頭の3歳馬を含む7頭。人気を集めているのは、最新のワールドベストレースホースランキングでレーティング127を得て、古馬のオンブズマンやフォーエバーヤングと並んで首位に立つ英国のフィールドオブゴールド(牡3、父キングマン)。5月の愛2000ギニー(G1、芝1600メートル)に続き、ロイヤルアスコット開催のセントジェームズパレスS(G1、芝1590メートル)で、ここにも参戦するアンリマティス(牡3、父ウートンバセット)を3馬身半ちぎるなど3歳世代で頭ひとつ抜けた印象を与えています。

対抗馬に挙げられるのは昨年のG1愛2000ギニーとG1セントジェームズパレスSを連勝後に呼吸器系疾患で残りのシーズンを休み、今年の復帰2戦目となったクイーンアンS(G1、芝1600メートル、アスコット競馬場)を鼻差2着と好走して復活をアピールしたロザリオン(牡4、父ブルーポイント)です。

負担重量は古牡馬のロザリオン61.5キロに対して3歳牡馬は58キロ(牝馬はそれぞれ1.5キロ減)。斤量差も加味するとフィールドオブゴールドの優勢は揺るがないようです。

2週後に控えるジャックルマロワ賞には日本からアスコリピチェーノ(牝4、黒岩)とゴートゥファースト(牡5、新谷)が参戦予定。

ジャックルマロワ賞にはサセックスS組以外にも、人気で臨んだG1英ダービー(14着)で惨敗したのち短い距離にシフトしたザライオンインウィンター(牡3、父シーザスターズ)や、G1英2000ギニーの勝ち馬でその後、連続で3着のルーリングコート(牡3、父ジャスティファイ)など実力馬の参戦がうわさされています。

【ターフライター・奥野庸介】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「ワールドホースレーシング」)