日本のダービー馬クロワデュノール(牡3、斉藤崇)が14日夜、フランスのプランスドランジュ賞(G3、芝2000メートル、パリロンシャン)に出走する。ダービー以来の実戦で、フランス遠征初戦。目標の凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月5日=パリロンシャン)へ向けた大事な前哨戦になる。
英国の「レーシングポスト」電子版は「日本のエース、クロワデュノールはプランスドランジュ賞で凱旋門賞の有力候補であることを証明できるか?」というタイトルの展望記事を掲載。クロワデュノールについて、北村友一騎手のコメントを交えながら報じている。
記事は「ダービー馬クロワデュノールが凱旋門賞に向けた試金石として6頭のライバルと対戦する」「北村友一騎手は『世界最強の馬』と言っているが、水曜のシャンティイの追い切りは期待外れだった」「水曜の追い切りは精彩を欠いていたにもかかわらず、北村騎手はクロワデュノールを高く評価していて、日曜のレースと凱旋門賞で通用すると確信しています」と伝えている。
記事は他陣営のコメントも紹介。前走の英インターナショナルSで最下位6着に敗れ、初黒星を喫したダリズ(牡3、F・グラファール)陣営はアガカーン・スタッドのレーシングマネジャーが「今年の凱旋門賞に出走させるか、させないかを判断したい。私たちにとって、今年の凱旋門賞に出走可能な唯一の馬なので、見極めたい」と今回のレースに出走する意図を明かしている。
英国の3戦無敗馬、ナラーン(牡3、J&T・ゴスデン)を所有するファイサル殿下のレーシングマネジャーは「今回のようなレースに挑戦する価値がある馬です。ただ、対戦相手は日本のダービー馬なので厳しい戦いになる。ここの結果が今後の方向性を示すでしょう」とコメント。古馬のボルスター(牡5、K・バーク)を管理するバーク師は「ボルスターは絶好調なので楽に先行できることを期待しています」と語っている。
プランスドランジュ賞の発走予定時刻は日本時間の14日午後9時33分。JRAによる馬券発売は行われない。

