これが“世界一”の実力だ。カランダガン(セン4、F・グラファール)が、外国馬20年ぶりとなる勝利を挙げた。

直線半ばからは天皇賞・秋から連勝を狙ったマスカレードボールと併せ馬の形で鋭く伸びてきた。いったんはマスカレードに前に出られたが、バルザローナ騎手の激しいアクションに応えてゴール寸前で頭差前に出た。勝ち時計は2分20秒3のレコード。ジャパンCに残る激戦を制した。

日本のG1は初制覇となったバルザローナ騎手は「最高の気持ちです。序盤から予定通りうまく運べて、直線もしっかりスピードに乗ることができた。ペースが速いのもこの馬には問題なかったです。直線の競り合いでは最後まで馬の力を出し切ることができました。自分にとっても記念すべきレースとなりました」とクールに振り返った。

欧州でサンクルー大賞、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、英チャンピオンSとG1を3連勝した同馬は今年の欧州年度代表馬に選出されており、ロンジン・ワールドベストホースランキングで現役単独トップのレーティング「130」が与えられた正真正銘の世界王者。その強さを見せつけて日本勢を見事に打ち破った。

なお、ジャパンCにおける褒賞金制度の対象レースを勝利しているカランダガンには1着賞金5億円に加えて、300万ドル(約4億6500万円)がボーナスとして上乗せされる。