落馬負傷で戦列を離れている幸英明騎手(50)が28日、栗東トレセンで調教騎乗を再開した。31日の京都でレースに復帰することを明らかにした。
この日はさっそくシルクロードS(G3、芝1200メートル、2月1日=京都)で騎乗するオタルエバー(牡7、中竹)の追い切りにまたがった。
「思った以上に違和感はなかったです。上手に手術をしてもらえました」
昨年11月22日の京都3Rで落馬。両側の肋骨(ろっこつ)、右鎖骨、左足のくるぶしなど複数箇所の骨折と左肺挫傷で、3カ所の手術を受けた。
「今回はきつかったです。搬送されている時は『死ぬのかな』と思いました。お医者さんからも『あと15~20分遅かったら危なかった』と言われました。1回は『このままやめようか』という気になったんですけど…。もう1回頑張ろうと思いました」
肋骨を10本も折り、傷ついた肺が膨らんで心臓を圧迫するなど、生命を脅かされるほどの負傷だった。さすがの「鉄人」も心を折られそうになったが、また馬上に戻ってきた。「いきなり復帰して重賞に乗せてもらえる。ありがたいです」と感謝を口にしていた。

