名伯楽、国枝栄調教師(70)が1日、中山9Rで現役ラストランを終えた。3冠牝馬アパパネの子、バードウォッチャー(牡5)で6着だった。
レースは縦長の展開になり、中団を追走。向正面で故障馬が発生し、その影響を受けた。国枝師は「今もうちの馬の前で故障があったけど(三浦)皇成が無事に帰ってきてくれたし、無事に終われて本当にすっきりしています」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
90年の開業から36年。JRA通算勝利数は現役最多の1123を数えた。2月28日にはこの日と同じくアパパネの子のアマキヒ(牡4)が勝利。「最後はお兄ちゃんが勝ってくれると思ったけど、そんなに甘くはないですね。(調教師人生は)長かったようで短かった。お疲れ様ですと言われるけど、あんまり疲れてないよ」と笑った。

