中東湾岸地域の状況は刻々と変化していますが、ドバイワールドカップ(DWC)を開催するメイダン競馬場では7日(金曜)に予定されるシリーズ最後の通常開催に向けて、着々と準備が進められています。

3月28日の本番を4週後に控えた2月28日(土曜)にメイダン競馬場で行われた“スーパーサタデー”には、ドバイの競馬を発展させた立役者でUAEの副大統領、首相とドバイ首長を兼任するシェイク・モハメド殿下が来臨。今年で30回目を迎えるビッグイベントの成功に向けて、関係者にげきを飛ばしました。

今年のDWCデーには欧州からジャパンCの勝ち馬でワールドベストレースホースランキングで競走馬世界一に輝いたカランダガン(ドバイシーマクラシック)、世界2位タイのオンブズマン(ドバイターフ)が開催の目玉として招かれていて、米国からは昨年覇者ヒットショーを破ったことのあるマグニテュードが参戦予定。昨年11月のG1ブリーダーズCスプリントで韋駄天(いだてん)ぶりを発揮したベントルナートはG1ドバイゴールデンシャヒーンを目指しています。

日本からは現地で調整中のフォーエバーヤングなど6頭を含め、27頭が7つの重賞に参戦することになっています。

先行きは極めて不透明ですが、すべての人馬の安全が保証されて開催が通常通りに行われる場合、米国勢は14日(土曜)にフロリダを出発する輸送機で現地入り。欧州勢もこれと相前後してドバイに到着。例年であれば日本馬は開催10日前の18日(水曜)までに移動を済ませることになっています。【ターフライター・奥野庸介】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「ワールドホースレーシング」)