桜花賞トライアル、フィリーズレビュー(G2、芝1400メートル、7日=阪神、3着まで優先出走権)の最終追い切りが4日、東西トレセンで行われた。
フェアリーS5着の関東馬サンアントワーヌ(鹿戸)は、先月に栗東に入って調整中。この日も持ち味の長くいい脚を見せて、気配の良さをアピールした。
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関東馬のサンアントワーヌは、先月25日に栗東トレセンに入厩した。「2日目から慣れて落ち着いています」と勝崎助手。いつもと変わらぬ状態で過ごしてきた。
最終追いは初コンビを組む荻野極騎手が騎乗して、Cウッドで6ハロンの全体時計は81秒5。前半はゆったりと入り、残り半マイルから一気にギアを上げ、ラスト2ハロンは11秒4-11秒3。長くいい脚を使ってフィニッシュした。
引き揚げてきた鞍上は時計を確認すると「気が乗って前向きさがありました。力のいる馬場でも気持ちを切らさず最後までしっかりとした脚取り。具合の良さを感じました」と気配の良さを口にした。
2走前の1勝クラスは4角8番手から上がり3ハロン32秒7で差し切り勝ち。その走りっぷりについては「(一瞬の)瞬発力よりは持続するタイプだと思います。追い切りもそんな感じ。レースを見たイメージ通りでした。気持ちを切らさずにずっとギアが上げていけるのは強みですね」と評価。過去のレースを目で見て得た情報と、実際に乗った感触が一致したことでパートナーの持ち味をしっかり把握した。
1400メートルは2戦2勝。結果5着でも初の右回りとなった前走のフェアリーSも問題のない走りだった。重賞のタイトルを手にして一躍、桜花賞の有力候補となっても不思議はない。【明神理浩】

