米国、イスラエルとイランの交戦で緊迫する中東情勢の悪化を受け、当初予定のドバイシーマクラシック(G1、芝2410メートル、28日=メイダン)から4月5日阪神の大阪杯(G1、芝2000メートル)を目指す方針となったマスカレードボール(牡4、手塚久)が5日、美浦ウッドで帰厩後初めて本格的な時計を出した。

嶋田騎手がまたがり、フィーリウス(古馬3勝クラス)を2馬身半追走。馬なりで併入し、6ハロン84秒6-68秒8-11秒5を計時した。

2月24日に美浦トレセンへ帰厩。ドバイ遠征へ向け調整されていたが、4日に社台サラブレッドクラブがホームページで予定変更を発表していた。

手塚久師は「正式に行かないことになったので、当初の予定よりも時計は遅くしました。まだこれからという感じですが、見た目の感じは3歳の秋と比べてぶれがない。だいぶいいんじゃないかなと思います。乗っているジョッキーは右回りより左回りの方がコーナーは乗りやすいとは言っていました。1年前の皐月賞前の追い切りと比べるとしっかり動けているので、パワーはついていると思います。体は大きくなっているけど、輸送もあるので(レースは前回と)そんなに変わらないと思います。1週間ずれて空輸もないので、やりすぎちゃ駄目だなと。精神的にいらいらしないようにさせたいです」と現状を伝えた。【桑原幹久】