今月開業の橋田宜長調教師(37)が、日曜中京の愛知杯(G3、芝1400メートル、22日)で早速、重賞に初挑戦する。

佐々木晶三厩舎から引き継いだアイサンサン(牝4)が出走予定。同馬の岡浩二オーナーとは今年1月にニュージーランドのセールで顔を合わせた縁もあり、預託が決まったという。「動きが柔らかくて、キズナ(産駒)らしい芯の強さがある馬。実績のない調教師に預けてくださってありがたいです。厩舎スタッフや牧場のみなさんも含め、人に恵まれた気持ちが強いです」と感謝を胸に出陣する。

中京競馬場は父の満元調教師が高松宮記念2勝(05年アドマイヤマックス。07年スズカフェニックス)を挙げるなど、橋田家にとって縁の深い場所でもある。「父の管理馬がいいレースをしましたし、サイレンススズカ広場もありますから」。思い出の地で、見せ場以上を期待したくなる。