酷暑対策によって、甲子園でも継続試合の可能性がグッと高まっている。第107回全国高校野球選手権が5日に開幕する。「朝夕2部制」が昨夏から拡大。昨年は1日3試合の3日間で行ったが、今年は4試合日でも実施する。

あらためておさらいすると、4試合日で行われる2部制は大会第2、3、5、6日の4日間。第1試合が午前8時開始、第2試合が午前10時半開始で試合を進める。そして、第3試合を午後4時15分に開始し、第4試合を午後6時45分に始める予定を立てている。

2部制をとりながら、4試合実施するために午前、午後ともに終了時間を設けている。第2試合では午後1時半を過ぎると新たなイニングに入らず、同45分で終了していなければ継続試合となる。また、夕方は午後10時を過ぎて新たなイニングに入らない。

甲子園でも22年センバツから継続試合を導入したが、まだ実施したことはない。甲子園史上初の実施は、2部制拡大によって高まっている。予定通りの時間に試合が始まったとしても、第2、4試合ともに3時間15分で新たなイニングには入らず、最終回でなければ継続試合となる。

大会第6日の4試合目に登場する豊橋中央は継続試合の経験がない。萩本将光監督(42)は「継続試合はないですね。戦い方は変わらずですね。何も変えずにいきます。変えたら生徒がパニックを起こすので。いつも通り楽しくいこうと思います」と流れに身を委ねる姿勢だ。

今夏の地方大会では9回表の途中に継続試合に入り、9回裏に逆転サヨナラで勝負が決まる試合もあった。雨が降っていないのに継続試合となるのか。注目が集まりそうだ。【林亮佑】

【イラスト】第107回全国高校野球選手権組み合わせ
【イラスト】第107回全国高校野球選手権組み合わせ