大谷の援護は任せろ! 日本ハム中田翔内野手(25)が難敵攻略に自信を見せた。26日、札幌ドームで全体練習に参加し、開幕前の最終調整を終えた。今日27日の開幕戦(対楽天、札幌ドーム)で対戦する則本とは好相性だ。昨季は1本塁打を含む14打数5安打3打点で打率3割5分7厘。チームの勝利のため、初の大役を務める後輩のため、今季も4番が相手エースに牙をむく。
豪快なスイングで開幕への準備を整えた。中田が、ほえた。フリー打撃の29スイング目。「オラァ」と、かっ飛ばした打球は左翼席中段へ突き刺さった。打撃フォームを確認しながら35スイングで6本の柵越え。充実の汗を流し、本番モードへ気持ちを切り替えた。「僕らが援護しないと勝てないからね。楽に投げさせてあげたい」。初の開幕投手を務める大谷の援護射撃を力強く約束した。
難敵との相性はいい。相手先発の則本を昨季は打ち込んだ。打率3割5分7厘と得意にしたが「去年は去年だから。打った、打たないというのは、すべてなくす」。実力を知るからこそ、先入観は捨てた。昨年11月の日米野球ではチームメート。メジャー相手に5回パーフェクト投球も目の当たりにした。「彼も成長して今季にかけてくる」。イメージに惑わされず、自然体で臨むつもりだ。
待ちに待ったシーズン開幕だ。コンディションも万全で臨む8年目。「大きなケガなく最後までやれば、ある程度結果を残す自信はある」と、豪語する。若返ったチームの中心としての自覚も宿る。「すごく楽しみ。僕たちのチームが1戦目にどんな戦いができるかワクワクしている」と、心は高ぶる。
個人の欲は捨て、唯一最大の目標は日本一。「(栗山)監督を、うれし涙にさせたい」。4番の責務はチームを勝利に導くこと。まずは開幕戦で大谷を援護射撃し、頼りになる姿を示す。【木下大輔】



