巨人が、投打で阪神の助っ人の力に屈した。打線は阪神先発のメッセンジャーに8回無得点。150キロを超える直球を軸に、要所でのカットボール、カーブに的を絞れず、尻上がりに調子を上げる王道スタイルにやられた。4回無死一、二塁の絶好機も、8番加藤が相手守備陣のバントシフトに対し、強攻策を選択。初球はバントを警戒した中で猛チャージをかけたが、2球目はバスターを警戒したのか、それほどチャージをかけず。二塁正面への併殺打で得点ムードが消えた。
先発杉内は、マートンの一打にやられた。6回2死一、二塁、カウント2-2から内角高めの直球を選択。浜風にも乗って、左越えの2点適時二塁打とされた。6回途中2失点と試合は作ったが、原辰徳監督(57)は「もうひと踏ん張り。2点は悪くないが、これからはああいう場面が大事」と指摘。阪神に競り負け、借金1に戻ったが首位は保った。原監督は「プレッシャーを意気に感じて戦うこと。それが本来のプロの姿です」と今後のカギに、重圧に打ち勝つ心の強さを挙げた。【久保賢吾】




