金本阪神が今日13日、安芸でサバイバル紅白戦を実施する。内容と結果が伴えば一躍、来春キャンプの1軍切符をゲット。その反対なら来春は2軍というシビアな実力テストだ。所用を終え、8日ぶりに1軍キャンプに再合流した虎の将が、アメとムチを用意した。

 金本監督 動きがいいとか、来年も今と同じように上でやらせたいと思わせないと。思わない選手は連れて行けない。人数は限られてます。春のメンバーは。

 この秋は上本、大和、江越ら1軍クラスの若虎に加え、北條、1軍経験のない陽川、植田、育成の原口、田面らの抜てき組も招集して鍛錬している。だがキャンプ終盤を迎え、ふるいにかける時が来た。坂井オーナーも視察に訪れる御前紅白戦。指揮官は「細かく指示を出していく」と攻守ともに公式戦さながら、状況に応じたミッションを与え、合否の判断材料にする。

 金本監督 マートンの代わりとか…。1年目は若い選手にチャンスを与えたい。逆に、去年と来年の開幕が代わり映えしないな、となると若手の責任ですね。

 マートンらの退団も決まった今、生え抜きの台頭なくして常勝軍団はつくれない。だからこそ、例年以上のチャンスを与える。そのチャンスをつかめるかは個々の力次第だが、つかんでもらわないと未来はない。成果発揮をアシストすべく、この日も江越、陽川、植田らを熱血指導。大きな期待を込め、身内バトルをジャッジする。【松井清員】