日本一連覇を飾ったソフトバンクの祝賀パレードが22日、福岡市内の明治通りで行われ、約35万人のファンと喜びを分かち合った。

 ソフトバンク工藤公康監督(52)が感無量の思いで、何度もファンに手を振った。ホークスでは16年ぶりとなる優勝パレード。「お帰りなさい!」「ありがとう!」。沿道のファンにかけられた言葉は前回と違った。99年はFA宣言した後で、「残って!」の大合唱だった。福岡に戻り、就任1年目で2年連続日本一にチームを導いた。心に誓った恩返しが成就した。

 「帰ってきたな…、と思った。ファンの声援を聞くと、1年間、一緒に目指してやってきたことが報われた。いい1年を過ごすことができたと心から実感できた瞬間だった」

 秋季キャンプで若手を鍛え上げ、すでに視線は来季に向いている。再びこの日を迎えることが大きな目標になる。自身が在籍した90~92年の西武以来となる3連覇だ。

 「2連覇できたら、3連覇を狙っていくのは、当然だ。3連覇できるようにがんばっていきたい」

 この日もトレードマークの明るい笑顔で選手に声をかけた。駆け抜けた1年の節目を終え、常勝継続に意欲を燃やした。