ゲタでジャンプアップだ! 阪神岩田稔投手(32)が4日、関西国際空港から空路で米国アリゾナ自主トレに旅立った。個人トレーナー稲川翼氏のもと、股関節周りを重点的に鍛える予定。さらに、秘密兵器として1本歯のゲタを持参することも明かした。

 「骨盤を正しい位置に戻すために、シーズンが終わってからゲタを使っています。体を治療する前に5分間歩いたりしていますね」

 カラスてんぐが履いているようなイメージのゲタは、ファッションアイテムではない。元競輪選手でもある稲川氏は「体のバランスを整えられる。使えていない筋肉は使えるようになるし、使いすぎの筋肉は緩められる」と説明する。以前から競輪界では練習前、試合前にこの1本歯ゲタを履いて状態を整えている選手が多いという。今回は1本歯の厚さが2センチ程度の既製品から履き始め、最終的には1・5センチ程度の特注品を履く予定になっている。15年は8勝どまり。2週間超のアリゾナ自主トレでは「強い直球」をテーマに体をいじめ、施設があればブルペンに入る可能性もある。古風なゲタで土台を整え、ハイパフォーマンスに結びつける。【佐井陽介】