ソフトバンクの開幕ベストオーダーが見えてきた。工藤公康監督(52)は18日、右肘を手術し、オープン戦ここまでDHで出場してきた柳田悠岐外野手(27)を今日19日からの広島3連戦で守備でも起用する可能性を示唆。左肩負傷で関東遠征から外れていた内川聖一外野手(33)も1軍に再合流し、広島戦出場を志願した。3、4番の状態が上がれば、万全の開幕オーダーが組めそうだ。

 リーグ3連覇に向け、開幕ダッシュを狙うホークスに、明るい話題が飛び込んできた。柳田の守備復帰。工藤監督は「明日(19日)の時点で話をしてみて、問題なければ守るケースも考えていかないと」と、開幕前最後の実戦となる広島との3連戦で守備に就かせるプランを明かした。

 柳田は昨年11月に右肘を手術。地道なリハビリを続け、キャッチボールの距離も約50メートルに延びるなど、万全に近い状態まで回復してきた。新井チーフトレーナーも「まだ100%まではいっていないが、あれくらい投げても問題ない」。柳田も「肩の状態は普通です。(守備も)できると思う。いけます」と声を弾ませる。仙台での開幕戦は寒さを考慮しDHでの出場が濃厚だが、2カード目以降守備に復帰すれば、カニザレスを指名打者で起用するなど打線に厚みが増す。

 朗報は柳田だけではない。左上腕骨大結節骨挫傷及び腱板(けんばん)炎で関東遠征から外れていた内川も1軍に合流。投内連係とティー打撃を行った。今日19日は欠場が濃厚だが20日以降は状態をみて試合に出場する見込み。21日の広島遠征にも同行予定だ。

 「良くなっている感覚はある。1日も早く出たい。注意して動く分には問題ない。あとは突発的な動きだけ。ゲームから離れるのは望むことではない。出ておきたいのが本音」

 ぶっつけ本番で開幕に臨む可能性もあったが、オープン戦出場をこなせそうだ。3、4番を任される2人の回復はチームにとっても大きなプラス材料だ。【福岡吉央】