ナゴヤドームの鬼門は、おれがぶち破る! 4月27日に支配下選手登録され、即1軍起用で結果を出し続ける阪神原口文仁捕手(24)が初の敵地遠征に燃えている。2日は休日を返上し、掛布2軍監督を意識した「31球」のマシン打撃を行うなどやる気満々。前回4月15日からの3連戦で3連敗を喫したナゴヤドームの中日戦でもスタメン起用される可能性は高い。

 「ナゴヤドームもそうだし、公式戦の1軍遠征は初めて。1日空けると感覚が鈍るというか、なまるような感じがするので…」。マシンを相手に室内での打撃練習を終えた原口は率直に話した。

 支配下選手登録された4月27日、その日のうちに出場選手登録されて巨人戦で1軍デビュー。7年目のプロ初安打もマークした。29日DeNA戦では初のスタメンマスクを経験。即日デビューから5試合連続で出場。売りもののバットは9打数4安打の打率4割4分4厘と活躍中だ。

 そんな原口をファームで鍛えてきた掛布2軍監督も注目している。この日は「うちのビシエドはどこだ?」と、そのインパクトを中日の助っ人大砲にたとえながら、室内での練習をのぞき「打ち過ぎるな」と助言した。

 原口もこれに呼応した。「練習前は30球だけ打とうと思っていたんですけど、掛布さんが顔を出されたんで、31球、打ちました」。自身と同じドラフト6位の入団からスーパースターへはい上がった掛布2軍監督の「猛虎魂」を受け継ぎ、さらに暴れる構えだ。【編集委員・高原寿夫】