<東都大学野球:専大4-0立正大>◇第7週第2日◇19日◇神宮
専大が立正大に4-0と先勝した。黒田博樹投手(4年、上宮)が神宮「新記録」の最速150キロ剛速球で立正大打線を6安打に抑え、今季初完封。敗れた立正大は5位が確定した。また、亜大は大量10点を奪って東洋大を破り、勝ち点を4とし2位が決まった。
スコアボードの電光掲示に球速「150キロ」と表示され、スタンドがどよめいた。専大黒田の初回の投球だ。2死一、三塁で打者小野田に投じたカウント2-0からの一球だ。黒田自身「手ごたえがあったので、振り返って掲示板を見た」というほどの球威に、小野田も空振り三振だ。東京六大学では今季から、また東都大学では6週目の今月14日からスピードガン表示をしているが、これまで両リーグの最速記録は148キロ。それを2キロ上回る「神宮新記録」の達成だ。
「あの直球から腕が振れるようになった」と、この日の黒田は終盤になっても140キロ後半を計測し、最後まで球威は衰えなかった。立正大打線を6安打、6三振に抑え、自身今季初完封をマークした。スタンドでは元南海ホークス外野手の父一博さん(71)が大阪から応援に駆けつけた。「安心して見ていられた。球も走っていたし、安定していたね」と目を細めていた。また観戦したダイエー伊藤チーフスカウトは「腕が良く振れていたし、スピードもコンスタントに出ていたね」と評価した。




