プロ野球西武の元投手コーチで、6月28日に多臓器不全のため42歳で死去した森慎二氏の通夜が3日、東京都西東京市の総持寺大日堂斎場で営まれ、球界関係者ら約350人が別れを惜しんだ。

 会場に設置されたテレビには森氏の現役時代のプレーが映像で流れ、西武の潮崎哲也2軍監督(48)は「こういう別れはつらい。森がコーチに来てくれたおかげで(チームに)いい形を残してくれた」と突然の別れを残念がった。

 現役時代に西武でチームメートとして活躍した巨人の豊田清2軍投手コーチ(46)は「お互いが一番いい時期に一緒にやらせてもらった」と思い出を語った。