巨人上原浩治投手(42)が14日、川崎市内のジャイアンツ球場で今季2度目のフリー打撃に登板した。

 宇佐見真吾捕手(24)とバッテリーを組み、柿沢、増田、ドラフト7位の村上海斗外野手(22=奈良学園大)、育成の高山、マルティネスに34球。宇佐見のサインで直球、スプリット、スライダーを交えて投じ、安打性は2本に抑えた。

 11日以来のフリー打撃登板を終え「バッターに投げられているというところでは順調。前には進んでいるが、まだまだかな。スプリットがいまいち。日本のマウンドなり、ボールなりというのが何となく分かってきたので、あとはそこを自分で考えてやっていきたい」と振り返った。

 この日のジャイアンツ球場は気温22度。春のような暖かい陽気につられ、大量の花粉も飛び交い「花粉はダメ。朝起きて体がしんどい。うまいこと付き合っていきます」と米国では発症しなかった花粉症に頭を悩ませていた。