広島ピレラは積極打法を貫く。開幕から1番に起用され、打率3割3分3厘。5勝3敗1分けの好発進に貢献した。

9試合で四球はゼロだが「受け身になるとイージーアウトになってしまう。日本人投手に対応するためにはアグレッシブに、積極的に臨んでいかないといけない」と好調の一因と分析。今後も攻撃的スタイルは変えない。

28日の中日戦は三塁で初先発し、1度の守備機会を無難にこなした。「個人的にはレフトの方がしっくりくるけど守備位置、打順がどこであってもチームに求められることをやるだけ」。好発進の流れを継続させる意味でも、当面は「1番三塁」での起用が濃厚だ。

今季初の中止を受け、神宮室内練習場で調整で終えた。広島は開幕4カード続く長期遠征の5割以上が確定。佐々岡監督は「最低でも5割と思いながらやって、形的にはいい。やるべきことをやれている」とチームの戦いを評価した。