オリックス山本由伸投手(23)が、8回5安打無失点の好投で、今季14勝目を手にした。

これで5月28日ヤクルト戦(京セラドーム大阪)から負けなしの11連勝。球団では10年金子千尋の13連勝以来、11年ぶりの到達となった。

▼山本が5月28日ヤクルト戦から11連勝。オリックスでシーズン11連勝以上は10年に13連勝した金子以来6人目になる。白星の付かなかった6月25日西武戦を含めた12試合の失点は0点6試合、1点3試合、2点3試合で、山本はこの間の防御率が0・81。連勝中の防御率が0点台でシーズン11連勝以上は、防御率0・90で11連勝の89年斎藤雅(巨人)以来となり、パ・リーグでは防御率0・59で12連勝した60年小野(大毎)以来、61年ぶり。11連勝記録時には1点台の57年の稲尾(西鉄)と小野を含めて2リーグ制後6人、7度目、パ・リーグでは4人、5度目の快記録となった。