巨人山口が“ゾーン”に突入する。10月31日、宮崎・フェニックスリーグの日本ハム戦に先発し、3回2安打4失点(自責0)。11月7日の阪神とのCSファーストステージ第2戦(甲子園)の先発が濃厚。4四球で64球を要した内容で改善点が浮き彫りになった。「もっと大胆にゾーン内で振らせてファウルなりでカウントを稼いでいければ球数も減ってくる。ゾーンの中にしっかり投げ込むことを意識して調整していければなと」と大一番のマウンドを見据えた。
集中力が研ぎ澄まされ能力の最大値が発揮できる状態で臨む。2戦先勝の超短期決戦。挑戦者として2位阪神に挑む。「気持ちの部分でも高ぶる。(状態が)良かろうが悪かろうがやっぱり腹を決めていくしかない。メンタル的には心配していない」とゾーンに入っていく。
この日の登板最終回の3回は、3者凡退で締めくくり、尻上がりで調整登板を終えた。「ホームに向かっていくライン、角度がいい感じのものが見えた。手応えはありました」と好感触で降板した。レギュラーシーズンは7月7日の中日戦を最後に12戦勝ちなしで7連敗中も「勝ち負けは操作できない。まずは自分がどれだけいいピッチングができるのか」。聖地のマウンドの支配するイメージができあがってきた。【為田聡史】



