阪神のリリーフ陣が1軍切符を目指して猛アピールした。6回以降は守屋、尾仲、斎藤、西純、岩田が1イニングずつをつないで無失点。

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平田勝男2軍監督(62)は「楽しみなヤツがいっぱいいるよ。(沖縄)宜野座組は覚悟してほしい」と手応えを口にした。この日から藤川球児スペシャルアシスタント(41、SA)が安芸キャンプに参加。指揮官は「選手にも、宜野座組に負けないような投手が多いんだから。ハッパをかけてくれていた」と感謝した。藤川SAは試合をチェック。「斎藤が一番、準備がいいんじゃないですか。キャッチボールを見たときから思った。正直、活躍してもおかしくないというのが明らかにある。隠し玉でいい」と評価した。斎藤は今季初登板で8回から2三振を奪った。「出遅れではない。こっちでしっかり練習できるからいい」と続けた。1軍の宜野座キャンプではリリーフ陣の決め手を欠く。剛腕斎藤ら、有力候補が2軍から突き上げる。

▽阪神西純(投球フォームを調整中で、9回の1イニングを無失点)「クイックになってから落ち着いて投げられた。やっていることは間違っていない」