ヤクルトは29日、新外国人として前ホワイトソックス傘下3Aのパトリック・キブレハン外野手(32)を獲得したと発表した。1年契約で、推定年俸48万ドル(6000万円)プラス出来高払い。背番号は「2」で、5月末にはチームに合流する見通し。

キブレハンは米国出身の188センチ、97キロの右打者で、16年にパドレスでメジャーデビュー。メジャー通算137試合で打率2割8厘、10本塁打。マイナー通算893試合で打率2割7分9厘、158本塁打。昨夏の東京五輪では米国代表として銀メダル獲得に貢献。球団を通じて「1日でも早くチームに合流し、東京ヤクルトスワローズが再び日本一になれるよう頑張ります」とコメントした

奥村政之編成部国際担当部長は「体形的にも、パワー的にも(05~08年に在籍した)リグス風な選手。勝負強さとか、試合の中で、しぶとさがあって。非常に好感をずっと持って見続けた選手。タイミング的にも、とてもいいタイミングで彼を呼ぶことができた」と評価。「うちにかなり合うんじゃないですか。すぐ溶け込んでくれると思います」と話した。

今季は来日2年目のサンタナが開幕から5番右翼を務めたが、7日に下半身のコンディション不良で登録抹消となり、米国で26日に左半月板クリーニング手術を受けた。復帰時期などは未定となっている。

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