オリックスのエース山本由伸投手(23)が、8回6安打1失点の好投で、リーグトップを走る今季9勝目をマークした。

神戸の花火ナイトと、剛腕の直球が共鳴した。2回1死から5番井上への2球目直球が自己最速の159キロをマーク。球団日本人最速に、ほっともっと神戸が拍手に包まれた。

最速更新の予兆はあった。初回に国内自己最速となる158キロを4球投じるなど、ズバズバと投げ込んだ。158キロ以上は2回にも4球を記録。夢の160キロには、わずかに及ばなかったが、圧巻の投球を披露した。

今季9勝目を挙げても、慢心はない。「状態は毎試合、違う。不安な部分だったりがある」と納得いくまで、野球に打ち込む。今年の夏バテ対策は「早寝すること、お風呂にしっかりつかること」と決めた。午後6時開始のナイターゲームは、起床後、午前10時半に朝食を取る。球場入りの時刻も自身で設定。徹底して自己管理で、マウンドに向かってきた。

打線は4番に入った選手会長の吉田正が、初回、3回にレフトへ適時二塁打を放ち、23歳右腕を援護。エースに勝ち星をつけた。

これで借金4。残り61試合。上位浮上の気配を見せた。【真柴健】

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