高卒ルーキーの巨人代木大和投手(19)が、4回2安打1失点と公式戦初先発マウンドで安定感を見せた。直球の最速は141キロながら、武器のカットボールと制球力でストライク先行で攻めた。

2回先頭、ヤクルト西田に138キロ直球を捉えられ、先制ソロを浴びるも、以降は打たせて取る投球で相手打線を無安打に封じた。昨年のドラ6左腕は「初先発が東京ドームということで、良い緊張感の中、投球できました。ホームランを打たれた1球はもったいなかったなと思いますが、次回登板のための良い経験になりました。それ以降は丁寧に投げられたと思います。また次に向けて頑張ります」と先を見据えた。

5回からはマウンドを同学年の高卒ルーキー石田隼都投手(19)に託した。

代木は今季、イースタン・リーグに2試合に登板し、2回無失点。この日の初先発マウンドが東京ドームとなった。

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