日本ハム新庄剛志監督(50)が遊撃が本職の中島卓也内野手(31)をプロ初の中堅守備に就かせた。

7回に「8番中堅」でスタメン出場していた今川の代打で途中出場。その裏の守備で、今川の代わりに中堅へ向かった。中島の外野守備は過去に1度だけ。14年7月8日楽天戦(コボスタ宮城)で左翼を守った経験はあるが、中堅を守るのは初めてだった。

試合後にBIGBOSSが意図を自ら切り出して「中堅・中島」という「抑え守備」構想を明かした。

新庄監督 中島君のセンター。(ボールを)捕ってくれたらセンターを駆け回ってほしいなっていう。投げるのは、ちょっと見てないけど。ギリギリの打球を余裕で捕る姿のイメージが沸くから、抑えのピッチャーじゃないけど、“抑えの守備”的な感じでも面白いかな~って。足速いからね、一番。バッティングが良くなるかもしれないし。違うポジションで(出ることで)。彼なら出来そうだ。全部が全部、うまくいくわけないと思うんですけど、捕れる才能はあると思うから、今のうちからちょっとどうかな~と。試してみようと。(事前に守る可能性は伝えていた?)うん! ま、練習から言ってるし。「際どいところを君の足でつかんでくれれば、あとはもう、カットに投げてくれればいい」ということは練習の時から言っている。

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