指揮官の分身だ。広島の藤井彰人新ヘッドコーチ(46)が25日、マツダスタジアム内で就任会見を開いた。阪神時代にともにプレーした同学年の新井新監督からの要請を快諾。現役16年とBCリーグ福井でのバッテリーコーチを含め7年の指導歴で培ったコミュニケーション能力を発揮し、参謀として新人監督を支えていく。藤井ヘッドコーチの一問一答は以下の通り。

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-広島の印象

すごく嫌なチームだった。それが来年味方になると思うと、なんかうれしいです。能力が高い選手が、野手は特に多いと思う。

-チーム再建へ

そんなチームではない。優勝を目指していけると思うので、頑張りたい。

-受諾した理由

正直、冗談だと思ったんですよ。「監督やるわ」という連絡だったが、普段の世間話をして。で「ヘッドコーチやってくれんか」と。「何言うてんの?」というのが10分くらい続いて(笑い)。「マジ、マジ」みたいなのが続いて、ちょっと脈が上がっていって。様子がおかしいぞと。うれしい半面、不安も。でも家族も後押ししてくれまして。「何迷ってんの」と。ほぼその日のうちに僕自身がワクワクしてきて。次にチャレンジしたろうと思いましたね。

-阪神への思い

選手時代も含めて12年間、福井のBCリーグに修行へ行かせてもらったものありますし、本当に感謝しかない。ファームも含めて矢野さんと一緒にやる時間が長かった。感謝しかない。

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