ソフトバンク藤本博史監督(58)が28日、中継ぎエース藤井皓哉投手(26)の先発転向プランを明かした。ペイペイドームで行われた秋季練習で取材に応じ「藤井は先発に変えたい。元々独立リーグで先発やってるし、(海外FAで移籍濃厚な)千賀の穴じゃないけど。フォークがあって体力もある」と話した。

藤井は主に勝ちパターンの一角として55試合に登板。5勝1敗、22ホールド、防御率1・12と躍動し、中盤以降は「8回の男」として定着した。

2年前に広島から戦力外通告を受け、昨年は独立リーグの四国IL・高知に所属。21年5月9日には、ソフトバンク3軍戦でノーヒットノーランを達成している。指揮官は「千賀と同じようなフォークを投げるし、真っすぐは154、155キロ投げる。十分できるんじゃないかなと思ってます」と、構想を描いた。

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