楽天西口直人投手(26)が、精神を鍛えてさらなる飛躍を目指す。

オフ期間に浅村と断食・滝行を行った。断食は入団1年目から続け、滝行は2年前から毎年行っている。「(浅村から)『断食ってどんな感じ』と聞かれたんですよ。『俺もやるわ』みたいな。最初は冗談だと思っていたんですけど、話していくうちに本気だなと思ったので、一緒にやることになりました」と説明した。

主砲の志願で、京都府内でともに敢行。3日間の断食と冷たい水に打たれながら、精神統一した。初めて滝行をした直後の21年シーズンは33試合に登板。今季は61試合に登板し、勝ちパターンに定着した。「自分もやってみて、本当にその年一番キツかった。これよりきついことないなって思いながらシーズンもやれたので、それはよかった」と笑顔で効果を実感していた。

来季の目標は40ホールドポイントと初のタイトル獲得。「達成するためには、いいポジションで使ってもらい続けられないといけない。その分結果も出し続けないといけない」と表情を引き締める。セットアッパーとして、来季も厳しい場面での登板が多いことが予想される。オフ期間のつらい修行を糧に、強い気持ちを持ってマウンドに立ち続ける。

楽天ニュース一覧はコチラ>>