楽天ドラフト1位の荘司康誠投手(22=立大)が、競争をスタートさせる。

2月1日からのキャンプに備えて沖縄入り。プロ生活の1歩を踏み出し、宿舎のベランダからは笑顔で手を振った。他の選手たちとも顔を合わせ、初めてのあいさつ。「先輩方と一緒に練習することになる。見て聞いていろいろ学んでいけたら」と闘志を燃やした。

体調不良で6日の入寮を見送り、10日の新人合同自主トレ初日を欠席。体力不足を痛感し、コンディションを落とした時期もあった。出だしにつまずきはしたが、「長い目で見てやっていきたい。じっくりと時間をかけて調整していけばいい」と足元を見つめる。

最速157キロの直球が武器で、さらなるのびしろも期待される。いい状態を維持できれば、練習や実戦で大きなアピールもできる存在だ。「どれだけ毎日フレッシュに近い状態で1日を始められるかが、一番大事になってくる。そういうところを徹底していきたい」。先輩からもコンディショニングを学び、開幕ローテーション入りを目指す。

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