阪神糸原健斗内野手(30)が意地の2点タイムリーを放った。

紅組の2番三塁で出場。1-1で迎えた6回無死満塁の場面で小林の5球目変化球をとらえ、右翼線へ適時二塁打を放った。前日11日の紅白戦から今季7打席目に飛び出た初ヒット。それでも糸原は「しっかりチャンスでかえせたのは(良かった)。継続して結果を出し続けるしかないと思うので頑張ります」と表情を緩めることはない。

昨季は132試合に出場したが、岡田新体制ではポジションを約束されていない。4回の守備では2死一塁から木浪の三塁線を破ろうかという当たりを横っ跳びでキャッチ。指を突き上げる動作で喜びを表現し、チームを盛り上げた。「アウトにできる打球をしっかりとさばくのはチームのテーマ。まあ、良かったかなと思います」。全力プレーで少ないチャンスを奪いにいく。

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