岡田監督のゲキが効いた!? 阪神高山俊外野手(29)が、今季初の対外試合でマルチ安打を決めた。3回に右腕小峯から右翼フェンス直撃の二塁打。7回には左腕藤井から中堅左への単打を放った。

かつての新人王は必死にもがいていた。9日のシート打撃で加治屋、大竹に直球系を差し込まれて凡退。指揮官も「(昨年の)11月は絶好調やったけど、2月に入って『全然アカン』みたいなことを今岡(打撃コーチ)に(話していて)なあ。悩めるナントカ、みたいな。力を入れている割にボールが飛ばない。音が悪いやんか」と話していた。

この日は右翼のレギュラーを争う板山が3打点、井上も代打で3ランを放つなど猛烈なアピール。必死の29歳も意地を見せた。

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