日本ハムのルーキー奈良間大己内野手(22)がプロ初昇格した。

二塁手として開幕スタメンに名を連ねた石井一成内野手(28)が10日に左肩甲下筋の肉離れのため、出場選手登録を抹消。1枠空いた内野手の“補強”として、イースタン・リーグ出場10試合で打率3割8分5厘、1本塁打、4打点と結果を残していた奈良間に白羽の矢が立った。

春季キャンプ1軍スタートからオープン戦最終戦まで開幕メンバー入りを争っていたが、1軍に生き残ることができなかった。エスコンフィールドでの開幕戦は2軍で迎えていたが、「悔しかったですけど、何をすべきかは明確だったので、頭の整理はできていました」と、きっちりと2軍で昇格へ備えていたミレニアム世代の即戦力内野手にチャンスが巡ってきた。