米レンジャーズから新加入したソフトバンク有原航平投手(30)が初登板初先発し、6回2/3を5安打1失点(自責0)と好投した。移籍後初白星とはならなかったが、ウエスタン・リーグを含めても今季最多102球を投げ切り、上々の鷹デビューを飾った。

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有原が初登板初先発に挑み、7回途中を5安打1失点(自責0)と好投した。2回1死二、三塁は京田を浅い右飛、戸柱を二ゴロ。1-0の5回には味方の失策が絡み同点とされたが、最少失点で踏ん張った。「変な緊張もなくゲームに入れました。真っすぐをしっかり投げられたので力のない打球が打たせられたと思います」。勝負どころで粘り、自身も納得顔だった。

大関の体調不良で巡ってきた1軍のマウンド。「代役」がDeNA今永との投手戦を演じ、サヨナラ勝利につなげた。大関の復帰時期は不透明。藤本監督は「次回も当然あるでしょう」と先発ローテーション入りを明言した。