日本ハムは29日から、「ファイターズ基金」の寄付を活用し、北海道内の古くなった少年野球場を整備する「ダイヤモンド・ブラッシュ」プロジェクトへの申込受付を開始した。20年に始まり、今回で5期目。道内で主に少年野球を行っている球場やグラウンドが対象で、同球場の管理団体のみ申し込み可能。応募期間は11月30日まで。修繕実施は来年4~6月を予定している。

日本ハム稲葉篤紀スポーツ・コミュニティ・オフィサー(SCO)のコメントは、以下の通り。

「新型コロナウイルスの影響も収まりつつあり、昨年は児童、保護者、関係者が集まって修繕作業を行うことができました。球場に関係する方たちが協力し合ってより良い環境を作る、このプロジェクト本来の形が戻ってきたと感じています。老朽化が進んでいたり、雪や自然災害の影響で状態が芳しくない球場が北海道には、まだまだあると思います。施設を整備し未来の原石を磨く-。それが『ダイヤモンド・ブラッシュ』というプロジェクト名に込めた思いです。競技を教えることと同時に、思い切り元気よくプレーできる状況を作っていくこともプロ野球が果たすべき普及振興策だと考えます。修繕後はそこが地域のシンボリックな場所になってくれたら言うことはありません。たくさんのご応募をお待ちしています」

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