脳腫瘍のため18日に28歳で亡くなった元阪神外野手の横田慎太郎さんの訃報を受け、19日に鳴尾浜球場で黙とうが行われ、半旗が掲げられる中、2軍の選手たちが練習を行った。

当時の金本監督のもと、16年開幕戦で1番高山、2番横田の1、2番コンビを組んだ高山俊外野手(30)は「いつでも全力だし、ああいう彼の姿から学ぶことも多かったですし、そういった選手と一緒にやってた子が今、少なくなってきた中で、一緒にやったチームメートとして、やっぱり頑張らないといけないなと思いますね」とコメント。

横田さんの教育係を務めていたという北條史也内野手(28)は「他の選手に持ってないようなポテンシャルを持って、ああいう性格で。あいつが人を嫌うこともないし、あいつを悪く言うやつもないし。みんなから愛されていた選手やった」と回想。「夜間練習とか、一番、一緒におったかなと思う。あいつが入ってきた時から僕、教育係やったんで。いろんなことを教えて、一緒に行動してって流れやったんで。感謝です」と言葉をつむいだ。

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