18日に脳腫瘍のため28歳で亡くなった元阪神外野手の横田慎太郎さんに、後半戦2戦目で弔いの白星を届けることができた。

13年ドラフト2位で入団した横田さんと同期の3人が思いを語った。

今季7度目のマルチ安打を放ち、7月は打率3割1分3厘と状態を上げてきた梅野は「一緒にプレーしてきたプレーヤーとして、最高の報告ができたのでうれしい。しっかり見てくれていると思う」と話した。

7回に2番手で登板し、1回無失点で今季16ホールド目をあげた岩貞は「僕と梅とザキと同期で、人一倍そういう思いを背負ってやっていきたい」と言葉に力を込めた。9回を3者凡退で締め、14セーブ目を手にした岩崎は「勝てて良かったです。もちろん(横田さんへの思いを背負って)続けていきたい」と、普段通り落ち着いた表情の中に横田さんへの熱い思いをにじませた。

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