ヤクルト塩見泰隆外野手(30)が、5月25日阪神戦(神宮)以来2カ月ぶりに出場し、同点となる犠飛を放った。

0-1の6回1死一、三塁、広島床田の4球目を捉え、飛距離十分の右飛を放った。

塩見は下半身のコンディション不良で5月26日に登録抹消となり、2軍調整を続けていた。前日26日にドミンゴ・サンタナ外野手(30)が「特例2023」の対象として登録抹消。同日は仙台でイースタン・リーグ楽天戦(ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉)に出場していた塩見だったが、その日の夜に急きょ広島入り。久々の1軍戦に「頑張るしかないです。今度こそは、しっかりここから後半戦最後まで、ケガなくチームに貢献できるようにしたい」と意気込んで臨んだ。

26日には青木宣親外野手(41)が頭部死球を受けて負傷退場。この日は球場に姿を見せ、キャッチボールなど軽めの練習を行ったがベンチ外となった。また山崎晃大朗外野手(29)も脳振とう特例措置対象選手としてこの日、登録抹消となるなど、外野手が手薄な状態となっている。